少ない投資資金でも資金効率を高めるためにFXには「レバレッジ」という仕組みがあります。
レバレッジ
決められた割合以上の資金を証拠金という担保にして、実際に持っている資金よりも大きな額の取引を行える仕組みです。FXの場合は2013年1月現在25倍(4%の証拠金)までレバレッジを効かせることができます。
レバレッジのイメージ
上の図がレバレッジを効かせて取引するときのイメージです。
上の例は1ドル=100円のとき、4万円の自分の資金を証拠金として100万円分(1万ドル分)の取引ができるということです。このときレバレッジは最大の25倍、100万円に対して4%である4万円の証拠金です。
ドルを持っていないのにドルを売ることができるのも、この証拠金を元手に証券会社からドルを借りて売ることができるからです。これは最大の25倍のレバレッジを効かせている時の例で、例えば10万円の証拠金で1万ドルの取引をするときは100/10=10で10倍のレバレッジの取引となります。
レバレッジは諸刃の剣
このレバレッジは数年前に法改正により厳しくなりました。それ以前はほとんどの証券会社で100倍のレバレッジまで、一部の証券会社では200倍、400倍などのレバレッジで取引できました。ただ、それだとリスクがとても大きくなってしまいます。400倍となると1万円で400万円の取引ができます。利益はその分大きくなりますが損失も大きくなります。1万通貨取引して、為替レートが1円損失方向に動くとそれでマイナス4万円になります。1万円の資金で4万円のマイナスということは元本割れです。こういった問題もあって今では最大でも25倍までで規制されるようになりました。
ロスカット
少し話はそれますが、投資家の元本割れを防ぐために各FX業者では強制ロスカットルールが義務化されています。強制ロスカットとは資金がある一定の割合以下になったら自動的にポジションを決済して元本割れを防ぐというシステムです。各業者によってその割合は違いますが元本の4割程度に設定してあるところが多いように思います。
このシステムにより、元本割れになることはほとんどないのですが、まれに相場のスピードが速いときなどはシステムのクロールが追いつかずロスカットが遅れて元本割れしてしまうこともあります。取引する際にはロスカットを執行ということにならないようにしっかりとストップ注文をおいておくことが必要です。
このようにFXは取引の仕方によってはとてもリスクが高くなります。できるだけ普段は低レバレッジで、大勝負にでるときでもせいぜい5倍程度のレバレッジで取引をすることが望ましいと思います。

