要人の公演だったり政策金利発表とかだったりでタカ派よりな発言とかハト派よりとかいう表現を見ることがありますが、そもそも「タカ派」、「ハト派」って何を意味しているのでしょうか。
タカ派、ハト派とは
「タカ派」「ハト派」という言葉は、中央銀行の総裁や理事、審議委員会等、各中央銀行の政策金利決定会合や理事会に出席する要人のインフレに対する許容度を示します。
- タカ派→インフレ・タカ派
- ハト派→インフレ・ハト派
といってもいいかもしれません。
インフレタカ派
インフレに対して、厳しく臨むスタンスです。とにかく物価上昇をいやがる考え方。
インフレハト派
インフレに対しては比較的穏やかなスタンス。他の失業率など、雇用情勢に厳しい考え方が多い。
おおまかに分けるとこういう考え方です。インフレに対して厳しい見方をするかそうでないか。タカ派とハト派はそういった観点から分けることができます。最近の日本政府もインフレ率ターゲットを決めるといったような政策をとっていますが、そのターゲットレートを境にとる政策もタカ派的な考え方とハト派的な考え方に分けられます。
インフレターゲット
上の図のようにターゲットレートに決定したインフレ率よりも実際のインフレ率が低い場合はインフレ率をあげたい(=物価上昇許容)ので金融政策は「緩和的に」、政策はハト派よりになります。
また、反対にターゲットレートよりも実際のインフレ率が高い場合はインフレ率を下げたい(=物価上昇はよくない)ので金融政策は「引き締め的に」、政策はタカ派よりになります。
タカ派、ハト派っていうことばを理解しておくと要人のスピーチや政策金利発表でインフレという観点から、その国がいまどういう舵取りをしていこうとしているかがわかりやすくなりますよ。また、物価という視点と雇用情勢の関係にどういったスタンスをとっているのかもわかってきます。



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